LIVE BEYOOOOOND1St

こんなブログ見てないで早くチケット探せ!!!!!!
ある程度プレミアついても全然許容範囲だから早く探せ!!!!
速攻購入(しなさい)。Superdry
⇒12/7土 サンリオピューロランド
 12/9月 柏PAZOOLA
 12/17火 横浜Bayhall

https://www.ticket.co.jp/search/
https://auctions.yahoo.co.jp/

LIVE BEYOOOOOND1St 12/2 @Zepp Divercity Tokyo見に行った。
最高に良かった…。ライブハウスだからどうしようだとか、超絶後ろの整理番号だとか、そういった負の要素もろもろすべてがバゴーンと吹き飛ばされた。ただただ残るのは余韻と筋肉痛、今の私は超絶ハッピーである。ハロオタやってきて五指に入る印象的なライブ。ちなみにその五指とはやなみん卒コン・今年のひなフェス・メジャーデビュー日のリリイベ・今日・buono!横アリだ。BEYOOOOONDSがもう2個も占めている! すごいな。

一言で言うと、ミュージカルやショーのような構成だった。曲と曲の合間に寸劇や小技が挟まる。「眼鏡の男の子」の世界観がオタクに浸透したからこそ、BEYOOOOONDSのコンセプトが受け入れられたからこそできたものだと思う。アイドルグループというより演劇ユニットのようだった。

だからこそ、「今」、BEYOOOOONDSの現場に行きその世界を味わってほしい。メンバーもファンも誰もが「?」を感じている、感じられる今こそ行くべきなのだ。例えば2年後、メンバーもファンも全て分かりきっている現場に何も知らない人はよっぽどの熱意や気合がないと入れないと思う。フラッと入れるのは今だけだ。このグループは徹頭徹尾「ライブ」感を大切にしていると思っている。今スネークマンショー、スーパーエキセントリックシアター、ラジカル・ガジベリビンバ・システムを見たって理解が難しいように,BEYOOOOONDSもその可能性がなきにしもあらず(かもしれない)。今だ。今行くんだ。

BEYOOOOONDSに「誰が人気か」・「誰がセンターか」・「誰がエースか」という質問はふさわしくない。誰もが実力とオーラを持ち、かつ真ん中に立つ意欲・気合・ガッツがある。みんな超かっこよかった…。やる気と実力のある子たちが努力をいとわず全力でパフォーマンスをしている。美しかった。

BEYOOOOONDSのすごいところは、恥ずかしさを受け入れているところ。思春期ど真ん中の少女はほんとはこんな全力でコミカルなことをしたくはないのだ。変なところを見せると社会的な死につながる場合だってあるのに。その「恥」を受け入れ、全力でやり通す。相当精神年齢が高いか,尋常じゃない人生経験を積んでいるのか。

BEYOOOOONDSはデビューしたてというのもあるのかもしれないが、あんなに個性あふれるバラエティ豊かな12人のメンバーが奇跡的に同じ一つの志を持っている。同じ方向を向いている。見ていて気持ちが良いし、私がいつも見ている「アイドル」の方向なのでとてもうれしい。新幹線や飛行機でぶっ飛ばせばいいものを、なぜかスケボーやキックボードやセグウェイで、裏道・寄り道を通りながら爆速でアイドル街道を驀進している。

彼女たちの"個性”が今後その志にどのように影響していくのだろうか。12人の固定され確立されつつあるキャラクターはどうなっていくのだろうか。これくらい枠を固めたらもしかして12人で2年間くらいをみっちり駆け抜けてぱーっと解散というのもあるのかもしれない。やだ。

こんなブログなんて読んでないで、チケットを探せ。ゲットしろ。多少のプレミアはいとわなくてよい。なぜならこのライブ自体がプレミアなのだから。早くBEYOOOOONDSの現場に行け。

メンバー
・一岡伶奈
 ハッとさせる人。横顔がクール。いつも氷の雰囲気を身にまとっている。クリティカルな人。「天然」などと言われているが「冬ってなんで冬なのか」「どうして日本に季節があるのか」などいつも結構本質的な質問をする…。今日は気合が入りまくりなのがビンビンに伝わってきた。自分のパートは絶対に逃さない。いつもむっちゃかっこよかった。泣くかと思っていたが泣かなかった、彼女にはもっともっと先の景色が見えているのだろう。強い人だ。髪切った?

・島倉りか
 大好き。本当に好き。超可愛かったし超かっこよかったし超頼もしかった。島倉さんの歌のすごいところは,優しく包み込む声を持っていながらも決して消えてしまわないところ、高音も低音も自由自在に出せるところ。たぶんめちゃくちゃ肺活量があると思う。「恋愛奉行」の「ひょいと弱気が顔を出す」や「元年バンジージャンプ」の「自分を越えてゆこう」に顕著。はよ聴け。「恋のおスウィング」では、斉藤・南野・浅香よりもスケバンな表情を作っていた。彼女の表情は本当に豊かだ。
 ステージ上でのたたずまいがやはり小田さくらさんに似ていると思った。小麦色の肌、しっかりとした首・体幹、対して細い手・足首、汗のかきかた。似てた。島倉さんは堅牢だ。体力がある。ガンガン動いてバシバシ歌う。いつもくるくると表情を変える。かっこよかった…。島倉さんは彫りが深く西洋風の顔立ちをしている。スポットライトによって時にお顔に彫刻のような陰翳が差す。ローマ神話のようだった。

後のメンバーは次回に続く。
12/10更新

・西田汐里

 実は笑顔がこいぬみたいでとっても可愛い。オタクをよく見ていて、自分のことを見ていると分かるとおもむろに落としにかかってくる。ふとした時の横顔が鋭くて儚くていつもハッとする。ピューロランド公演、双眼鏡で見ていたら明らかにこちらを認識したと思う瞬間があった。深淵を覗くときというニーチェの名言を思い出した。


・江口紗耶

体力のある元気な子。ユニゾン・全員歌唱のところでも全力で歌う。これ誰だろうと思ったパートののほとんどを江口紗耶ちゃんが歌っていた。

ビヨーンズの標準的な声を持っている。


・高瀬くるみ

 芸達者。やっぱ表情が最高。「恋愛奉行」が好きすぎる。「恋愛奉行にお任せあれ」も「見たいなら、お前さんの方から見してやんな」もとってもよかった。お顔立ちが西洋風だった。島倉さんがローマ神話なら、高瀬さんは北欧神話だ。


・前田こころ

 健気な人。よく考えると男の子役をやるために髪の毛を切っているし、生着替えしてるし、謎の人形と踊るし、一番やばい役回りを一手に引き受けている。女オタの人気が半端ないよね。女限の水色率が優位に高い。特に最近急上昇しているなと思った。(どうしてこんなに人気なのか、実はよくわかっていない…)


・山﨑夢羽

パフォーマンスとトークのギャップが激しい人。明らかにセンター気質なのに、トークではキワモノピン芸人のような動きと喋りでシュールにひたすら笑いをぶち込もうとする。ピューロ公演の日はさすがにおさるのもんきちを取り上げていたが、1日ですぐにドラえもん全開になった潔さが愛おしい。


<セトリ>
01.OOOOOVERTURE
寸劇 当たらないピンスポット
02.眼鏡の男の子
寸劇 超能力者みいみ
03.恋のおスウィング
寸劇 やっと当たったピンスポット
04.文化祭実行委員長の恋
05.元年バンジージャンプ
VTR きのこたけのこ大戦記
06.GIRL ZONE/雨ノ森川海
MC
07.そこらのやつとは同じにされたくない/雨ノ森川海
ラップ寸劇
08.We Need a Name!/平井、小林、里吉
トランペットカズー演奏(CHICA#TETSU)
09.高輪ゲートウェイ駅ができる頃には/CHICA#TETSU
10.都営大江戸線の六本木駅で抱きしめて/CHICA#TETSU
VTR(きのこたけのこ大戦記@後半)
~ショパン「別れの曲」(ピアノ:小林萌花)
~夢幻クライマックス(ダンス:平井美葉、里吉うたの)
11.アツイ!
12.恋愛奉行
13.Go Waist
14.伸びしろ~Beyond the World~
自前アンコール
15.ニッポンノD・N・A!